婚活イベントで話題がなくて白けてしまったことは、多くの人が経験しているでしょう。初対面で、しかも結婚を意識した人の集まりは、神経を使いすぎて普段通りの自分でいられない場合も。
婚活パーティーやお見合いイベントはあらゆるタイプがあり、フリースタイルだと積極的に会話を盛り上げないと、よい結果が得られない場合もあります。
参加してよかったと思える婚活イベントにするためには、事前の話題作りも必要です。そこで婚活イベントのハードルが高く感じる人に、会話を楽しく続けるコツをご紹介しましょう。
婚活イベントで盛り上がる話題について
婚活イベントなので、自分の印象をよく残すためにも話題選びは重要です。では一般的にどのようなジャンルの話が盛り上がるか、オススメをご紹介しますね。
食べ物の話
相手が誰でも、一番無難な話題なのが「食べ物」です。婚活イベントは立食パーティーやフレンチコース料理などのグルメ向けのお見合いもありますので、料理は話題作りにとても便利です。
たとえばイベントで出されたデザートの話から始まり、そこから食べ物の好みについて話が広がります。意気投合する人とは、さらに人気のレストランの話題に広がり、今度一緒に行ってみませんか?とデートの約束もできるかもしれません。
趣味の話
結婚相手の趣味は気になるところなので、婚活イベントで初対面の人に何を質問すればよいのか困ったら、趣味について語ってみましょう。
「ご趣味はなんですか」というのはありきたりの質問ですが、趣味の話からは相手の人柄も見え、お互いの共通点を発見できるケースもあります。
また趣味は自分の新たな楽しみを広げるチャンスにもなるので、これから趣味を見つけようと思っている人には情報収集になるはずです。
変わった趣味の人、お金がかかる趣味を持っている人など、結婚後のことを想定して話を聞くのも必要ですね。
仕事関連の話
婚活イベントでの話題といえば、お互いの仕事について。自分の仕事に興味を持ってくれる人のことは、逆に知りたくなってくるでしょう。
全く違う業種や仕事の人でも、話をしていたら共通点が多いと気づく場合もあります。初対面の人と仕事の話をする際は、収入などのプライベートな質問はまだ早いので、仕事内容や働き方をメインにしましょう。
家族の話
兄弟や両親の話は、いずれ交際が始まったら大切な存在になるので、触れても大丈夫な部分だけを意識して質問してみましょう。たとえば兄弟の人数、両親が住んでいるところなど。
家族の話は、その人が育った環境を知るための判断材料になります。ただし家族の話をしつこく質問すると、尋問しているように誤解されるケースもありますので、当たり障りのない程度に話題を広げてください。
初対面で印象に残る会話をするコツ
話題が続かないのは、緊張しているので仕方ない部分もありますが、楽しみながら婚活するためには事前にネタを考えておくのも効果的です。
ライバルを意識しなければならない婚活イベント。自分の印象を強く残すための、会話のコツをご紹介しましょう。
ポジティブな切り返しをする
婚活イベントはプロフィールカードなどで、事前にそれぞれの人の情報がある程度は確保できます。実際に会って話すとイメージとは違う人も多く、何より緊張して話題が見つからないことは想定しなければなりません。
ドキドキしている自分に、無意識のうちに追い打ちをかけてくる人もいるでしょう。そんな特別なシチュエーションでは、相手よりも少しだけポジティブな発想を心がけてください。
緊張して冷や汗をかいている人にはハンカチを差し出す、婚活で失敗することが多い人は励ましてあげるなど、話ができてよかったと思える立場を意識してください。
聞き上手になる
話題が続かない時にも役立つのは質問です。知りたい話や気になる内容は、どんどん相手に質問しましょう。会話術の基本でもある相手の話を「聞く」ということは、自然と信頼関係を築くきっかけを作ってくれます。
また相手の話し方、仕草などは魅力の一部にもなるので、できるだけ話すチャンスを増やしたほうが、人柄を判断する材料が増えます。
婚活イベントは自分のことをアピールするので必死になり、会話が一方通行になってしまいがちです。ずっと聞かされている人は、つまらなく感じるかもしれません。相手にも興味を持つようにすると、さらに親しくなりやすいでしょう。
肯定する
意見が合わない人よりも、自分に共感してくれる人や価値観が似ている人とは、自然と仲良くなれます。婚活イベントで話題がなくて気まずい雰囲気になった時も、相手を肯定するように意識してください。
対象はなんでもよいので、相手の服装や話し方、笑顔など、いいなと思ったことはどんどん相手に伝えましょう。「そうですよね」と会話の中で一言挟むだけで、ぐっと距離感が縮まります。印象に残る人とは、自分を受け入れてくれる存在なのです。
白けてしまうNG話題について
初対面なのでいつも通りの自分でなく、気に入ってもらうように多少演出するのは必要です。盛り上がるように話のネタを意識するのは、下準備として重要なこと。
しかしそれだけが、自分の印象として相手に残るものではありません。仕草や優しさ、品などあらゆることをトータル的に考えて判断されますので、その際のよい材料にするためにも、話題選びは慎重に考えてみましょう。では注意したい話題や、失敗しやすいネタについてご紹介しますね。
悪口や妬み
イベントの参加者の悪口、費用が高すぎるなど、何かと文句が多い人はたとえ話が楽しくても、二度と会いたいとは思わないかもしれません。
ネガティブ思考な人は初対面でも隠し切れず、つい悪口を言ってしまうでしょう。たとえ面白おかしく愚痴こぼししても、初対面の人にはよい印象は残せないはずです。
この人と結婚したら、毎日こういう話を聞かされる?そんな不安を感じると、会話しているのも苦痛になる可能性もあります。それよりも、人を傷つけない話題選びが上手な人のほうがモテるでしょう。
婚活経験談
今まで何人とお見合いしたか、婚活パーティーで何度撃沈したかなど、経験談を話すのは失敗の原因に。婚活を始めて何年も経過する人は、未だに相手が見つからない理由があるからだと思われてしまいます。
婚活経験談は、自分の短所を相手に教えているようなもの。できれば触れないようにしたい内容なので、過去の婚活について質問されたら適当にごまかしてやり過ごすのもコツです。
自慢話
婚活パーティーで知り合った人となかなかデートできないのは、会話内容に問題がある場合が多いといえます。少しでも自分の評価を高くしようと、ついやってしまうのが自慢話。
聞かされる人からすれば、頷くのが精一杯です。たとえば仕事で成績がよい、高級車を最近買ったなど。自己紹介するノリでやる人もいますが、自慢話は相手にとって何もメリットがないことかもしれません。
まずは避けたいNG話題なので自慢したいことがあっても、質問されるまでは自分から話すのはやめましょう。
まとめ
婚活イベントやお見合いでの話題選びは、難しく考えすぎると不自然になる場合もあります。大切なポイントは自分らしさを相手に知ってもらうことなので、好きなテレビの話や音楽など、得意なジャンルを意識するのもよいかもしれません。
また会話だけでなく、服装や表情なども大切な判断基準です。楽しそうに相手の話を聞きながら、笑顔で反応する心の余裕も持っていたいですね。